■神のかけら/スコット・アダムズ(アーティストハウス)
神と世界の秘密がすべて、明かされる! 神について、世界について、あなたがこれまで一度も聞いたこともない考え方が書かれている、フィクションの形で包んだ思考的実験とも言える書。(「MARC」データベースより) 著者は「ディルバート」の作者として有名。 『私はこれを、フィクションの形で包んだ思考的実験と呼んでいます。(中略)主人公が神について新しい考えを述べるフィクションなど面白くないと感じる方には、この本はおすすめできません。(中略)この思考的実験がすっかり気に入る人もいれば、うんざりする人もいることでしょう。いずれにしても、この話を完全に忘れてしまうことはなかなかできないはずです。』と 序文で著者が述べているのだが、なるほど、読んでみて確かにそうだと思った。 なかなか興味深い考察が詰まっている一冊。本屋で見かけたら手にとってみるのはいいかも。 新しい視点で物事を考えられるようになるかもしれません? 小難しいことを考えることが好きな人にオススメ。 少なくとも著者の言う「思考的実験」に興味があるなら、その価値は十分にあるかと。 秘密がすべて明かされるってのは言い過ぎだけどね。…や、あながち?
by phlogiston-76
| 2005-09-26 01:31
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